そしてLINE MOBILE SIM 来ました。

スマパッチです。2万人先行受付ってことで、すぐ埋まるんじゃ!?と思ったら意外とまだまだ申込を受付しているLINE MOBILE。

全8機種19バリエーションのSIMフリースマホもリリースしていますが、これはとくに目新しいことはなく、他社格安スマホのラインナップとまったく同じ。フリーテルのようにオリジナルの本体を出せるだけの資本だってやる気になればありそうですが、そこは手を付けないのか、まだしないのか。

うちにはSIMフリーの本体はiPhone5cとHTC626の2台予備機があるので、どちらかで使うことを前提にSIMだけ早速申込でみました。

そして何より今メインで使っているiPhone6sPlusのLINEアカウントの年齢認証ができるかも試してみたいところ。

注文したのは一番安い500円で1GBデータ通信付き、LINE通信はカウントフリーのSIM。電話APPでの通話はできません。

注文から設定完了まで

9/5の14時受付開始、ところがトラブル発生で実際受け付けできたのは15:10過ぎからでした。何度やっても使われているIDと出て、登録が進まなかったんですが、無事登録完了。

9/6に発送連絡メール。

9/7の朝にヤマト便でSIMが到着。意外と早かったです。発送元は渋谷LINEの本社と同じ所っぽい。

さっそく開封。

グレーで正方形に封筒と納品書のみ。

封筒の中身はこんな感じ。

そしてSIMの中身はdocomoの文字もなく、無機質でプレオープンを思わせる素の感じ。IIJmioでもdocomoのデザインが施されたSIMでしたが、真っ白って新鮮。

ヤフオク落札した海外版SIMフリーiPhone5cへLINE MOBILE SIMを装着。

電源ON、Wi-Fi接続、マニュアルにしたがってAPN設定。

ここですでに電波を拾ってdocomoの表示になっていますが、APN設定前なので3Gでした。

警告気味なメッセージですが、構わずインストールで初期設定は完了。

LINE MOBILE 年齢認証

さてこれで格安スマホの年齢認証がどうなるか、試してみたいところですがこの初期設定を終えたiPhone5cのLINEアカウント、実は年齢認証済。台湾へ行った際に通話できるプリペイドSIMを挿してその時向こうでアカウントも取得したので、年齢認証も通過できたみたいなんですね。

なので、一旦SIMを外して、メインで使用中のiPhone6sPlusへ。

IIJmioのSIMを抜いて、APNプロファイルを削除、LINE MOBILE SIMをiPhone6sPlusへセットして電源ON。LINEを起動、ID検索をしてみると・・・

認証画面でました。下のLINEモバイルをご契約の方を選択。

利用コードを取得ということで、ここでiPhoneで取得もできるようですが、PCを起動していたので、PCからLINE MOBILEへログイン、利用コード取得してみました。

開通後にログインしたら、トップに表示したので、一応スクリーンショットとりつつ、ドラッグしてテキストデータとしてコピー保存。ひょっとしてSIM差し替えなくてもこの利用コードさえあればいいのかも?と思いつつも進めてみる。

17桁の数列をQRコード化、そのPC画面をiPhoneで読取ってテキストを送った。

認証画面へペースト、次へ進む。

通知を許可する、を選択。

以上、ここまで。

年齢認証済格安スマホ完成

これでいままでできなかったID検索が格安スマホでも正式に出来るようになりました。もちろんID検索できなくても、QRコードの画面やり取りなどで遠方の人のLINE登録はできていたわけですが、なんだか気持ち的にいいです。出来なかったことが出来るようになるって。

出来てしまえばこんなものかという感じだし、そんな頻繁にID検索、登録をするわけではないですが、格安スマホ各社にとっては魅力的なサービスに映るでしょう。

おそらく、LINEのアップデートの内容次第では、どこの格安スマホ会社でも年齢認証をできる仕組みが技術的には構築できたはず。LINE MOBILEデビューのためにそうはしなかったんではないでしょうか。

ちなみにこの利用コードで年齢認証できるようになるのは一台のスマホのみです。当然といえば当然、誰かがLINEモバイルSIM購入してみんなで利用コード使いまわして年齢認証クリアOKとなったら問題でしょうから。

メインの通信速度やトラフィック

機能的には大きな目玉として格安スマホ・SIM初のLINE年齢認証が発表会でも大きく取り上げられていましたが、やはりメインは通信速度やトラフィック(通信速度の低下)がどの程度なのか、これは時間を追って検証していくことだと思いますが、上図のようにどメジャーMVNEとのタッグで実現しているMVNO LINE MOBILE、資金もあるでし心配はないよう思います。

まとめ

10月の正式オープンまでは、自分のような新しもの好きが自らモニターとなって、通信状態や速度チェック、通信容量の確認画面の使い勝手など、いろいろ参考に出来るナマの情報が出てくることでしょう。

今や日本でスマホにLINEを入れていない人を探すほうが大変なぐらいに普及しているLINEがリリースしてきた格安SIMのLINEモバイル。まだサービスもバージョン1.0ということですが、すでに大きな優位性を示している感じですが、通信サービス内容がまだ乏しく魅力に欠ける印象も否定できません。

今までの格安SIM通信会社、これから躍進が見込まれるLINEモバイルがどうでるか。ますます目が離せません。

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