3000円安くなるサブブランド!!スマホ料金~日経トレンディ2017年2月号

2017年も昨年同様に格安スマホの特集を組んだ雑誌が多いようで、今年2冊めの購入です。日経トレンディ2017年2月号では、表紙見出し「3000円安くなる!!スマホ料金」という大きな文字の横に小さく小さく、格安スマホの文字がありました。格安スマホという言葉がすでに三大キャリアユーザーに抵抗がある、ということでしょうか。確かに実際いくら安くなるのかをアピールしたほうが響くのかもしれません。実際自分もその見出しをみて今回日経トレンディを購入したわけで…。

大手サブブランドとは?!

今回の特集TOPページの見出しでさらに気になるワードが出てきました。

“サブブランド”の攻勢で選び方が変わった!

今まで格安スマホ関連用語でサブブランドなんて言葉は聞いたことがありませんでしたので、新鮮な響きでしたが、ここでサブブランドと位置づけられた各ブランド紹介です。

ワイモバイル

softbankのサブブランドとして紹介されています。そもそもピッチという名称で親しまれていたウィルコムをsoftbankが買収し、その店舗をワイモバイル店舗としてい展開しているところが多いようです。うちの近所、実家の商店街でウィルコムとして見覚えがあった店はみなワイモバイルになっています。softbankのショップと併設されているところもあり、まさにソフトバンクサブブランドとしての位置づけで、格安スマホという括りには入らないと自分は最初から思っていたので、ここで新たな括り方が出てきたなという感じです。位置づけ的にも格安スマホほど、圧倒的な安さでないものの、店舗数もそれなりにあり、三大キャリアの人が格安スマホになるまで気持ち的に動けない人でも、ワイモバイルだと動けたという人もいるのではないかという、今ちょうどいい立ち位置なのかもしれません。

UQモバイル

ワイモバイルの初年度1980円に対抗すべくKDDI傘下のUQモバイルが1980円のプランを打ち出し、TVなど主要メディアを使っての広報活動も盛んにされています。ワイモバイルほどソフトバンクのサブブランド的な色は出していませんし、ショップもAUと併設されているところは少ないですが、主要大手家電SHOPでは取扱がないところは無いぐらいに見かけますから、それがそのままサポート窓口と考えれば、それなりに対人サポートが出来ているように思います。知り合いも近所の家電ショップでAUの端末をそのままUQモバイルSIMに差し替え、子供には容量無制限(ただし速度がミドルの500Kbps)を持たせて大いに満足しているようです。以前このブログで取り上げた家電批評でも、通信速度は他のdocomo系格安スマホの追随なんてなんのその、まだ参入が少ないAUでのMVNO回線でぶっちぎりな速度結果だったようです。

IIJmioがサブブランド?!

今回の日経トレンディではdocomo系のサブブランド?とは明言していないまでも、そのページでワイモバイルがソフトバンク、UQモバイルがKDDI(AU)のサブブランドとして扱われているのと大差ない強さでIIJmioではdマーケット加入可能というお知らせとともにdocomoの括りの中に紹介されていました。docomoといえばNTT、NTTといえば格安スマホブランドはOCNモバイルONEでしょ?っと思ったんですが、同じくMVNEでもあるIIJmioがdocomo系との連携サービスをいち早く始めていることからそうした扱いとなっていたのかもしれません。ただその下にはあとから来た格安スマホのダークホース的LINEモバイルの告知もありました。

格安スマホの日経トレンディ的最適解とは?

128P~147Pに渡る今回の日経トレンディ格安スマホ特集。136Pの見出しが「格安スマホの最適解」。

今現在スマートフォンをどのような使い方をしているかで7つのタイプに大別し、オススメの格安スマホブランドを紹介していました。さてあなたはどれに当てはまるでしょうか?

パターン1スマホを日常的に使いこなしている3人家族

現行docomoで3人が月19,500円→ワイモバイルで初年度月7940円、2年目10940円

ここが一番多いパターンかもしれません。ご家族や親子、ご夫婦でなど、引っ越しするならファミリーで移動ということになるでしょう。実際うちでは主に使うのが自分と嫁さんの二人。でもIIJmioのファミリープランで手にしたSIMは3枚あります。1枚余らせても以前契約のAUより圧倒的にやすかったので、余ったシムは予備機のHTC 626へ挿してあります。

パターン2SNSやメールチェックが中心で、長めの通話をする

現行ソフトバンクで月6,500円→UQモバイルで初年度月1,980円、2年目2,980円

業務などで長めの電話をすることがある、という設定で最大60分の通話無料が付属したUQモバイルのプランをオススメしているパターンです。業務で相手もケイタイの場合は着信番号表示で相手を確認することが多いですから通常通話が確かにイイですが、ケースバイケースで050Plusなどでかけたほうが安く、長く話すことができます。業務で使う前提であれば60分で足りるかなという心配もありますが、それで十分という人にはとてもGOODなプラン。

パターン3ガラケーからスマホに乗り換えて、SNSなどを使いたい

現行AUで3,240円→楽天モバイル初年度1,980円、2年目2,980円

このパターンの場合、対象になるのがスマホデビュー前の高齢者。シルエットも99%お婆ちゃん風。初心者でスマホ依存度が少ないという設定で2GBの通信と5分かけ放題がセットの楽天モバイル「コミコミプランS」というパッケージの紹介です。うちの母はスマホデビュー→ガラケーに戻る→2度めのデビューでスマホの楽しさを満喫中ですが、最近はWi-Fiのない環境でYouTubeでガンガン見ています。2GBの通信を超えたり、5分以上話すことが多い場合は割高になる恐れもあるので、使用状況チェックする人が他にいたほうが安心です。


という感じでパターン7まで続いていきますが、詳しくは2017年2月号の日経トレンディをご購読ください。万年筆の豪華特典付きです♪

まとめ

最適解では自分の場合どれかといえば、パターン1だったわけですが日経トレンディのオススメ「ワイモバイル」を選択はしていません。一人ずつ5GBは要らないということもあったので、ビックカメラのビックシム(IIJmio)のファミリープランを選び、すでに1年以上。家にはWi-Fiもありますが、家族10GBシェアで十分にやっていけています。2年目で10,940円に値上がることもないですから。

日経トレンディをはじめ家電批評など紙面になるには、それ相応のウラをとって記事にしているわけで、信頼できる数値・スペックを元に編集されていることでしょう。しかしどんなに素晴らしい内容でもなかなか自分に合ってる最適解を見出すのは難しいかもしれません。自分はビックカメラによく行くこともあり、そこでイチオシだったIIJmioのファミリープランにしたわけですが、細かな比較はあまりせずにほぼ迷わず決めてしまいましたが、全然後悔していません。

スマホの会社を替えるのは一生で何度もないことですが、格安スマホがこれだけ乱立している現在、2年縛りもなく、いままでよりは会社移動もハードルが低くなっていますので、MNPなど準備は必要ですが、思い立っらた吉日でサッと変えてみると案外良い結果をもたらすように感じています。

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