スマホの維持費は高いと言われますが、格安スマホを利用すれば非常に安く抑えることが出来ます。格安スマホは、スマホ本体の価格が安いということだけではなく、通信に使うSIMの利用料が安いので、毎月1000円程度の予算で利用することが出来るのです。
ただ、格安スマホはキャリアのスマホ、つまり、携帯電話会社で売られていて、その会社の回線で利用するスマホと比べると、いくつかの部分で制限があります。なので、その制限を気にしない人にはおすすめと言えます。
では、どのような制限があるのかというと、一番違う点は通信速度の問題です。格安スマホで利用するSIMも速い回線を使えるものはありますが、転送量の上限が設定されています。実は、この上限はキャリアのスマホにもあるのですが、キャリアのスマホの上限と比べると低いのです。なので、たとえば動画共有サイトにスマホでアクセスして、何時間も動画を見たら、次の日には高速回線を使えなくなるということもあり得ます。
しかし、ウェブサイトを見たり、テキストメッセージを送り合うアプリを楽しんだり、ゲームのアプリを楽しんだりといった使い方であれば、格安スマホでもすぐに上限に達するということはありません。なので、動画のような転送量が大きいコンテンツは見ないという人におすすめと言えます。
また、格安スマホの選択によっては通常の電話が出来ない、あるいは電話は可能だけど通話料が割高というのも格安SIMの特徴です。キャリア(ドコモ、AU、ソフトバンク)のスマホのように、通常回線での通話の定額プランがありません。なので、使い方としてはネット通信だけ、電話は受け専門、と割り切って使う人にはその名の通り「格安スマホ」として激安通信料という大きなメリットが待っています。