月々の利用料金を節約できるとして多くの人に注目されている格安スマホですが、まず押さえておきたい3つのポイントをまとめてみました。
1つ目、運営が通信事業がメインの会社か
現在格安SIM、格安スマホを扱う会社数はどんどん増えて200以上に。ソフトバンクの通信網を借りてのMVNOもまもなく登場するんでしょう。
そんな中、どこの格安SIM・スマホ会社と契約をしたらいいか?
この最初の段階での振り分け基準。運営会社が通信事業会社でしっかりとした資本のもと運営に取り組んでいるか、信用に足る会社かどうか、という点がポイントになるでしょう。
とはいえソフトバンクのように、もとはJ-PHONEからVodafoneになってSoftBankにかわったりと、大手と思っていた会社名がコロコロ変わることもあるのでわかりづらいかもしれませんが、NTT傘下のOCNモバイルや、KDDI系列のUQモバイルなどが1つ分かりやすい例と言えるかもしれません。
格安スマホのユーザー獲得数でいえば、先のOCNについでIIJmio、mineoの関西電力グループのケイ・オプティコム社なども通信事業系会社として信頼のある会社と言えそうです。
2つ目、自分の用途にあったプランがあるか
料金の内訳が分かりにくい三大キャリアと違って格安SIMの料金プランの内容は明快です。その代わりにMVNO各社の料金プランが大変多くあるので、各社比較して自分に一番あったプランをある程度見極める必要があるでしょう。例えば以下の様な点。
- MNPで今までの電話番号を維持したい。
- 毎月5GB以上データ通信をしていた。
- 家族とデータ通信を分け合いたい。
などなど、今の使用状況を思い起こしてある程度見極めたら見切り発車で契約しても、三大キャリアからの引越しなら大いに安くなるでようし、1つ目のポイントをクリアしていれば通信品質もそんなに不満になるようなことはないでしょう。仮に他社で良いプランがあとから見つかっても、三大キャリアのような2年縛りはありませんから(半年から1年縛りが多い)、大きな痛手にはならないことと思います。
3つ目、格安SIM・スマホ会社独自のサービスが必要か
いろいろな業種から参入がある格安SIM・スマホ会社。もともと通信事業者の他には大手家電量販店、レンタルDVD会社、中古買取ブックオフ、楽天、DMMなどなど。これからもいろいろな会社が参入してきそうですが、そうした会社が格安SIM契約の付加価値として独自の展開をしてきているので、それが自分にとってメリットになるか、またはデメリット(要らないサービス)になるか。これ欲しかった!思えるようなことがおまけで付いてきたら嬉しくなりますが、要らないサービスを付加されてもその分もっと安くしてほしいと思ってしまうでしょうから、自分の趣にあった格安スマホの会社選びというのも重要なポイントとなるでしょう。楽天モバイルではポイントが付加されるので、楽天をよく利用する人には分かりやすいメリットになりそうです。
まとめ
ほかにもさまざまなポイントがありますが、まずは上記の3つのポイントを予め把握したうえで契約する格安スマホ・SIM会社選びの参考にされてみてください。契約を開始しても、その会社内でのプラン変更は一月単位でできることが多いですから、まずは安いプランから始めるのも手です。実際にじぶんが格安スマホに家族で変わっての印象ですが、やっぱり三大キャリアに戻りたい!というような事態になることはないかなと、つくづく思っています。