このゲーム面白かったんだよ。もう入れられないの?
消えたiOSゲームappをもう一度
古いデバイスを整理していたら出てきたiPod Touch。
数年前に子供が使っていたので当時インストールしたゲームが満載のデバイス。
今ではサービス終了(配信停止)になっているゲームがいくつも有りました。
それを見た倅(せがれ)
iOS9以降で変わったアプリの管理
アップグレードで出来ることが増えて便利になる反面、裏でこっそりできなくなったことも多くあったりします。
iPhoneの基盤となるiOSはバージョン9になったとき、アプリファイルのバックアップが不可能な仕様に変わりました。
しかし今回見つけたiPod touchのiOSはバージョン7だったので、であればバックアップできるはず。
配信停止アプリバックアップ→別なiPhoneへ移植の手順
これら一連の操作手順はiTunesは使いません。というか使えません。
今回つかったのがこのWindows版iOS管理ソフト「AnyTrans 7」です。
手順1:iPod touchをパソコンへ接続
まずお目当ての配信が終わっているアプリファイルをパソコンへバックアップするために古いiPod touchをケーブルで接続します。
手順2:AnyTrans 7を起動し、iPod touchを認識
サードパーティ(アップルでない会社が作った)iOS管理ソフト2480円で購入した「AnyTrans 7」を起動し、iPod touchを認識させて、インストールされているアプリの一覧を表示します。
手順3:アプリをパソコンへバックアップ
お目当てのゲームアプリをパソコンの任意の場所へバックアップします。外付けHDDなどどこでもOK。どこに保存したかしっかり覚えておきます。
手順4:別なiPhoneを接続
別なiOSデバイス(iPhone、iPadなど)を接続、「AnyTrans 7」に認識させます。
手順5:バックアップしたアプリをインストール
手順3でバックアップしたゲームアプリを、別なiPhoneなどへインストールします。この場合のインストールは、「AnyTrans 7」の管理画面から行うので、App Storeからの手順とは異なります。
手順6:インストールしたアプリの動作確認
作業を終えたiPhoneをパソコンから外し、インストールしたゲームを起動、動作確認をします。これで通常通りプレイできれば復元完了です。
復元できるiOSのバージョン
2019年現在最新iOS12ですが、それには復元インストールすることができませんでした。
他うちにあった古いiOSデバイスがiOS9のiPhone5cとiOS7のiPadだったので、この2つに試した所、インストール、起動確認できました。
まとめと感想
日々新しいアプリがリリースされる影で消えていくアプリも大量にあるわかですが、それらはこっそりと消えていきます。
そして今回のように古い端末で見つけても、最新のiOSデバイスでは残念ながらインストールすることができませんでした。
しかし、iPhone5cなど、少し前のiPhoneやiPadであれば、復元インストールできたので、どうしても他のiOSデバイスに移してプレイしたい場合は、中古のiPhoneやiPadを購入して配信停止アプリ専用端末として使うのもかなり楽しそうです。
中古のiPhone、iPadは「けっこうやすい」で検索ヒットする「イオシス」や、ビックカメラ系列になった「ソフマップ」などで大量に出回っているので、まずはそのあたりで検索を。