だんだんと暖かくなってきましたが、うちの格安SIMの状況は3月にご報告したときと同じ状況で、IIJmio(BICSIMで通話SIM3枚で10GB分け合い)とmineo(データ通信のみSIM月700円で500MB)の契約のままです。
家族4人ですが下の子供はまだ幼児ですから、通信・通話の必要ないですから、IIJmioのSIMが1枚余っている状況のままです。
三大キャリアではSIMが余る?!なんて料金高いのであり得ないわけですが、格安SIMだと余らせている状況でもIIJmioが3枚のSIMで月4660円ですから。
格安SIMの通信品質リポート2016年5月
さて、前回の実効速度計測から2ヶ月経過したわけですが、思い出したように今月も計測してみました。
前回3月ではmineoの圧勝。圧倒的にダウンロード速度早かったです、mineoのほうが。
では今月どうだったか。結果を以下並べてみます。計測したのは本日平成28年5月13日、時間は表示の通り12時5分過ぎ、東京都板橋区内の家の中にて。今回はプラス自宅のwifi速度も比較として。
IIJmioの実効速度計測(2回)
格安スマホ本体はiPhone6sPlus。
残念ながら若干遅くなってしまいました。でもわずかなので、体感的には何も変わらないという印象です。
2回めも大きな変化は無かったです。
mineo(Aプラン)の実効速度計測(2回)
格安スマホ本体は前回と同じくiPhone5sのAUシムロック版。なんと前回2016年3月計測時の1/20以下まで速度が遅くなっている事態に!
2回ともの安定して遅い。遅すぎる…。
おまけの自宅ひかり回線のWi-Fi
メモリを振りきっています。分かってはいましたが、激速数値で計測不可能気味な表示に。
ここで勝手な推測
mineo(Aプラン)が2ヶ月で速度が1/20以下まで下がったのは、契約回線が増えたからで、それによって通信トラフィック(渋滞)が発生している。このままユーザーが増えればまだ遅くなるかもしれないが、設備増強でまた回復するタイミングもあるでしょう。
IIJmioも速度が下がったが、ほぼ分からない程度のレベルなので、公称数値よりも遅いとはいえ、自分的には十分な品質ラインを保っているという印象。IIJmioもユーザーは増えていると思いますが、母数が大きい分、仮にmineoと同じだけユーザーが増えても、切迫する状況の割合が小さいのでは、という感じではないかと思います。
まとめ
前回(2016年3月やはり昼ごろ)は三大キャリアなみのダウンロード速度を叩きだしたmineoの圧勝でしたが、今回のmineoはなんとも悲惨な数値に。それでも速度制限(200kbps)がかかる時の5倍程度の速度ですから、通常使用(LINE、メール、データ通信での無料通話)などではさして問題ないレベルです。しかしここまでmineoが遅くなっているとは思いませんでしたね。
なんとなく感じていたことですが、格安スマホ・SIMを検討する際に、各社格安スマホ会社の実効速度計測比較はミクロな視点になるので、あまり参考にしなくてもよいのでは?今回はそれを実証する結果になったかなと勝手に思っています。ただ、あまりに遅いレビューが多いところは避けるべきかもしれません。確信犯的に速度制限をしていたり、ユーザー数による設備増強のタイミングがよくないところなど。
三大キャリアでは事細かに実効速度を計測、格安スマホでは太刀打ち出来ないリアルな計測数値を掲載していて、やっぱり三大キャリア速いなーと関心する一方、2015年10月から格安SIMで通信・通話をしていて、なんら不満がなく、むしろ月々の料金が家族でかるく1万円以上違っていることに清々しさすら感じています。
やっぱり格安スマホ、格安SIMへ引越してよかった、そして自分の周囲で同じく格安スマホに変えている人からもほぼ不満の声なし。
三大キャリアのみなさん、そんなに速度が必要でしょうか?対人のサポートにお世話になることがそんなに頻繁にあるでしょうか?キャリアメール(docomo、au、softbank ドメインメール)のために毎月高い通信料を払う価値があるでしょうか。
生活費を無駄に浪費している通信料金、今こそ改めて見直すいいチャンスかもしれません。
うちの場合は三大キャリアから格安スマホになって、年間10万円以上の通信費用が節約になったので、自信をを持ってオススメします。格安スマホ、格安SIM。
やっぱりネーミングが悪いんでしょうね、格安=粗悪、という感じで。そんなこと全然無いんですが…。