IIJmioで聞いてきたとっておきの話

東京は飯田橋にある通信専業のIIJmio(アイアイジェイミオ)本社。一昨日2017/01/30社内に入れる機会を得たので行ってきました。

そこで普段なかなか聞けない通信専業の格安SIM、格安スマホの話をじっくり拝聴してきました。MVNOならではな話、そしてMVNEならではのとっておきの話まで。

19時開演、前半は基本情報

場所はIIJmio本社ビル13階のセミナールーム(かな)。参加者は自分のようなブログやサイトを運営する管理人たち(たぶん)。すでに格安スマホの人が半数程度(?)、全体では40~50名程度の参加者だったかもしれません。基本的なことは自分は一応分かっていましたが改めて拝聴しつつ、そこでは特に目新しい情報はなかったので、どんな人がいるのかなーと周りを見ていました。

壁際にはIIjmioで扱っているスマホ、ガラスマ(二つ折りガラケー形状のスマホ)などサンプル機種が10数台置いてありました。

販促用パンフレットに訂正とお詫びが…。

iPhone対応表に誤り…。auのiPhone対応表示△(テザリングなし通信OK)が減らされていましたが、いやいやこれ自分的にはみな△ですよ。うちのiPhoneはAUのシムロックがされたままで使ってますから、mineoですけど。

IIJmioは地味なんです。

途中休憩を挟んでの後半、いよいよ本番という感じの内容に突入。すげーよかったです。いい内容でした。凄い収穫。改めてIIjmio素晴らしいと思いました。後半お話してくださったのがIIJmio広報部 技術広報担当課長広報部の堂前 清隆 (どうまえ きよたか)さん。

堂前さんが地味っていうんじゃないんです。以下のグラフ、地味ですが素晴らしい。

このグラフ見ただけでは分かりにくいと思いますが、右がIIJmio、ほか他社競合格安SIM会社の一例。通信速度とユーザー数のバランスを見てIIJmioはこまめに月2~3回の設備増強を行っているそうで、ほか他社さんでは設備増強が月一回とか、数カ月に一回というスパンなんでしょうか、グラフのイメージから察するに。そうなるとIIJmioの場合は通信速度に大きな変動がない分地味なんです、と。まとめてドカンで数値の変動があれば話題になるが、IIJmioではユーザー様への安定供給第一なので一見地味なんですがそういったポリシーで運営してます、というとてもイイお話でした。

災害にも強いぞIIJmio!

え、どうゆうこと?とその内訳の想像が全然つかないお話でしたが聞いて納得。そしてこの話はMVNOであると同時にMVNEだからできるお話なのでは、と思えるお話かなと。以下スライドです。

スライドからも読み取れるかもしれませんが、よく見ると誤字が…。おそらくこれ大規模災害時の備えでネットワークを多重化しているというお話。キャリアからの通信をユーザーへ結ぶ拠点が東西に2箇所あるそうで、これは通常MVNOではあまりやっていないとのこと。単純に設備費がかさむからだそうで、IIJmioは普段恩恵に授かれなくとも、今後起こりうる大災害を想定して、万が一にも備えていますというお話だったんです。ほかがあまりしていないというのを知っているのは提供側でもあるMVNEだからでは?と思えてしまったんですが、これも普段聞いたことが無かった話で、改めてIIJmioでよかったと思えるスマパッチでした。

まとめ

広告費にどんどん投資をして女優に猫に○○太郎ががんがんCMやってる格安スマホ・サブブランド。そこにどれだけ投資しているかわかりませんが、それに対して電車のステッカー広告を時折見かける程度の地味なIIJmio。世間の認知度に大きな開きがあるかもしれませんが、あなたならどちらを選びますか?自分は改めてまだまだとうぶんメインはIIJmioかなとつくづく思えたIIJmio会社訪問でした。う~~んとても充実した良い時間でした、主催の皆様ありがとうございました!

日中暖かったこの日、日が暮れると風も強くなり冬らしい感じでしたが、本社ビル構内のライトアップが暖かく帰り道を見守ってくれているようでした~♪

iPhoneにて撮影IIJmio本社ビル外観の様子

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通信.pw ~格安スマホへ家族で引っ越しました~

格安スマホという名称から、あまりいいイメージじゃないという人も多いようですが、iijmioでの格安SIMモバイル通信生活がすでに3年以上経過しました。

いい部分、悪い部分、赤裸々に格安スマホ生活を綴ってまいりますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。